“STAFF STYLING”
LATEST LOOKS 人気ストアスタッフによる秋冬の着こなし
今年3月から本サイトの人気企画となっているスタッフスタイリング。季節やシーンに合わせた着こなし提案はもちろん、身長や体型なども参考にできるのでリアルなサイズ感がわかりやすいことで好評をいただいています。今回はその特別版として、全国から選りすぐった人気のストアスタッフ4名が登場。秋冬のトレンドやマストハブアイテムと同時に、それぞれの個性やライフスタイルを反映したスタイリングにご注目ください。
TOMMY MAGAZINE #87
_ 2021.08.20
TOMMY HILFIGER
WOMEN 01
レトロな雰囲気のフラワー柄ニットは
同系色でまとめて小物使いで知的に
二児の母親として仕事に家庭にと慌ただしい日々を過ごしている、札幌大丸店のストアスタッフ。ニットのデザインが映えるように全体のカラーを落ち着かせ、バッグで少し明るいカラーを足すことでメリハリをつけています。シルエットがきれいなベルト付きパンツはストレッチ素材で動きやすく、オンオフ問わず幅広い年代の女性におすすめ。また、プレッピーな印象のローファーと伊達眼鏡を加えることで知的なムードを演出し、美術館やレストランなどに行くときにぴったりな初秋の着こなしに。「下半身にボリュームがある体型なので、ウエスト位置を高く見せることを心がけています」
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TOMMY HILFIGER
WOMEN 02
上下のボリュームにメリハリを付け
足元はあえてスニーカーが今の気分
これから涼しくなってきて、子供たちと買い物に出かけるときをイメージしたスタイリング。ふんわりとしたシアー素材のワンピースは、フェミニンな方向にまとめるのではなく、あえて足元をスニーカーではずしているのがポイント。また、ショート丈のパッファージャケットをプラスすることでトレンド感を、そして上下のボリュームにコントラストをきかせている点にもご注目。お子さんもピンクのダウンを持っているそうで、リンクコーデも楽しみたいとのこと。「ボリューム感のあるトップスや襟にデザインがある服は、顔まわりがスッキリ見えるように髪形をアップにアレンジする事が多いです」。
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TOMMY HILFIGER
MEN 01
90年代グランジムーブメントの
着こなしを今のサイズ感でモダンに
新宿タカシマヤ店に勤務し、社内外から信頼を得ているベテランストアマネージャー。チェックシャツとコーデュロイ素材のチノパンという王道アメカジスタイルながらも古臭く見えず、今のファッションとして成立させているのはサイジングと配色にあり。ゆったりとしたコットンリネンシャツは、90年代に活躍したグランジロッカーを想起させるオンブレチェックが肝。白T&スニーカーで抜け感を意識しつつ、茶系と相性のいいオレンジのケーブルニットを肩がけして、大人のプレッピーテイストを加えています。「コットンリネンシャツは端境期から使い勝手のよいアイテムなので、季節の先取りをしたいお客様にオススメです」
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TOMMY HILFIGER
MEN 02
トラッドなネイビー×グレーの
配色にヌケ感を与える白に注目
ミリタリーアウターの代表MA-1を、細畝のコーデュロイ素材でアレンジしたショートブルゾンが主役のスタイリング。アウターと同系色の地図柄ニットをインして、テーパードがきいたグレースラックスを合わせることで、トラッドな印象へ導いています。ちなみにブルゾンはリバーシブル仕様となっており、裏側のナイロン素材で着用すれば、男っぽい定番ミリタリースタイルにも使えます。「テーパード具合が絶妙なパンツなので、ジャストで履いても、ウエストに程よいゆとりが生まれるところが気に入っています。ニットから覗かせた白T、パンツの裾からチラリと見える白ソックスの分量も意識しています」
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TOMMY JEANS
WOMEN 01
今のサイジングと足元のアレンジで
ガンクラブチェックをモダンに昇華
美術館に行くならこんな着こなしをと提案していただいたのは、トミー ジーンズ キャットストリート店のストアスタッフ。トラッドの代表的素材であるガンクラブチェックのツイードセットアップを選択。オーバーサイズのジャケットは襟抜きで着用して、彼氏のジャケットを借りてきたように見せたそう。対してインナーとスカートはタイトにして女性らしいメリハリを強調。「00年代初頭のギャルぽいスタイリングを意識して、足元をルーズソックス風+厚底スニーカーで自分らしくアレンジしました。スポーティなイメージが強いトミー ジーンズですが、ガーリーなスタイルがお好きな方にもオススメです」。
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TOMMY JEANS
WOMEN 02
アフターサーフも心地良くいられる
西海岸テイストのストリートスタイル
大学時代にライフセービング、現在はサーフィンを楽しむアクティブ派で、カリフォルニアへの留学体験もある彼女らしく、ジーンズを使ったストリートスタイルはお手の物。ジーンズは2サイズ上げてワイドに見せ、ハーフジップのフリースジャケットを組み合わせています。90年代古着が注目されており、当時らしいデザインのフリースは今季のマストハブ。柔らかく軽いフリースは、真冬にはインナーとしても活躍するので長いレンジで活躍します。「ワイドでハイウエストなジーンズは個人的にも待望のアイテム。アジアンフィットで形も良く、ストレッチが効いているのもオススメの理由です」。
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TOMMY JEANS
MEN 01
ストリートカルチャーからの影響を
セットアップ風の合わせ方で表現
昨年のトミー マガジンで初登場し、それ以来人気を得ているトミー ジーンズ キャットストリート店のストアスタッフ。ヒップホップをルーツとするストリートスタイルを得意とする彼は、まさに現在進行形のトミー ジーンズを体現する存在。今回も自身が影響を受けたレジェンドラッパーやレゲエシンガーの着こなしを意識して、フラッグカラーの切り替えが施されたスウェットアイテムをチョイス。ビッグシルエットのトップスを引き立てるように、ボトムスはいつもより小さめのサイズを選び、同配色のウエストバッグを前掛けしてすっきりと。「このスウェットは太めのアームホールとドロップショルダーが絶妙で、シルエットがきれいに出ます」。
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TOMMY JEANS
MEN 02
リバーシブルのパッファージャケットは
シンプルに徹すれば両面楽しめる
トミー ジーンズの人気アイテムである、ボリューム感たっぷりのパッファージャケットをチョイス。ナイロンパンツとハイテクスニーカーでストリートにまとめるのが定番ですが、あえて落ち着きのあるコーデュロイパンツとローテクスニーカーを合わせているのがポイント。存在感抜群のフラッグカラーを活かすため、インナーは白Tのみ。色数を絞ると素っ気なくなり過ぎですが、素材感の違いがちょうどいいアクセントになっています。ネイビー×ホワイトの裏側は単色のレッドで、アウトドアテイストに早変わり。「軽い着心地で保温性も抜群なジャケットは、一着で秋冬のコーディネートの幅を広げられる着回しの良さが魅力です」。
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STAFF CREDIT
Photo: Daiki Ono(Tokyo), Naoki Harada (Sapporo)
Text: Takuro Kawase