SPRING STYLE BY HIRONA MARUBAYASHI 人気スタイリスト・丸林広奈さんが提案!
「春コーデに幅が出る着回しのヒント」
女性ファッション誌をはじめ私服企画など、圧倒的な支持を得る人気スタイリスト・丸林広奈さんが春の新作アイテムを取り入れた着回しコーデを披露。1つのアイテムで雰囲気を変えて着回せるテクニックはもちろん、季節感のある色合わせやメリハリを意識したシルエットなど、ワンランク上のおしゃれが叶うヒントがたくさん。コーディネートの幅を広げるスタイリストならではポイントをご紹介します。
TOMMY MAGAZINE #70
_ 2021.03.05
PICK UP ITEM 01
PICK UP ITEM 01
甘さを控えたトレンドの花柄ブラウス
今シーズンのトレンド柄として注目されているフローラルプリントのブラウス。モノトーンで表現することで甘さを控え、コーディネートに取り入れやすい仕上がりに。シルエットはレギュラーフィットのベーシックタイプ。1枚でもインナーでも着回すことができます。
「花柄ブラウスに使われている色を意識して、インナーのフラッグロゴTシャツは白、ボトムスはネイビーを選びました。存在感があるブラウスでも、色をリンクさせることで全体のトーンが抑えられ、きれいめのコーディネートに仕上げることができます。パステルピンクのバッグは、春っぽさと明るさをプラスするのに効果的。差し色ひとつでこなれた印象を演出してくれます」
*ボトムスは3月中旬より販売予定
「花柄のブラウスを肩掛けアイテムとしてアレンジしました。ハンドプリント風のTシャツの上からブラウスをさらっと肩掛けするだけで一気に立体感が生まれ、トレンドのパステルブルーのスウェットパンツに合わせることで、奥行きのあるカジュアルコーデができます。ブラウスのネイビー×白も程よく映え、全体の淡いトーンを引き締める役割も。このようにちょっとしたアイデアがコーデの幅をグンと広げてくれます」
PICK UP ITEM 02
PICK UP ITEM 02
軽い着心地&ゆったりシルエットの
ライトアウター
軽量なうえにシワがつきにくく、型崩れもしにくい耐久性を備えたライトウェイトジャケット。ややゆったりめでオーバーサイズのシルエットが今年らしい仕上がりに。ダブルジップを生かして胸から腰まで締めれば、脚長&細見え効果抜群のAラインを作ることができます。左胸のフラッグロゴやフードのストライプがさりげなくブランドを主張します。
「万能カラーのベージュのアウターは、デニムシャツや花柄パンツといった個性的なアイテムともすんなりコーディネートできます。ここでポイントとなるのは素材感。ハリやシャリ感のあるアウターに、とろみのある素材のパンツを合わせてメリハリをもたらしました。この意外性のある素材の組み合わせが絶妙な抜け感を生み出し、都会的なコーデへ格上げしてくれます。軽くてシワになりにくいアウターなので、アクティブな日にも活躍してくれそうです」
*デニムシャツ・ボトムスは3月中旬より販売予定
「インナーには胸元のスキッパーデザインが特徴の白のブラウスをインして女性らしさを漂わせ、インディゴカラーのデニムで落ち着いた雰囲気をプラスしました。単体で見るとアクティブな印象のアウターでも、合わせるアイテム次第できれいめコーデが叶います。トレンドカラーのチェーンバッグを追加すれば、よりフェミニンな大人カジュアルの完成です」
*デニムパンツは3月中旬より販売予定
STAFF CREDIT
Photo:Shoici Muramoto
Styling:Hirona Marubayashi
Hair & Make:Saori Hattori
Edit & Text:Shota Ito