COMPANY OVERVIEW
TOMMY HILFIGERは世界有数のデザイナーズ ライフスタイルブランドの1つであり、アメリカンプレッピーにツイストを利かせたデザインをフィーチャーし、クラシック アメリカン クールなスタイルのエッセンスを発信し続けるブランドとして、世界中の人々に知られています。
1985年のブランド設立以来、TOMMY HILFIGERは、メインブランドである「TOMMY HILFIGER」とデニムブランドである「TOMMY JEANS」の2つのブランドのもと、ヒルフィガー・コレクション、テーラード、メンズ、ウィメンズとチルドレンのカジュアルウェア、デニム、アクセサリー、フットウェアといった幅広いコレクションを展開し、プレミアムなスタイルや品質、価値を世界中のお客様にお届けしています。
さらに、ライセンスによりフレグランス、アイウェア、時計、ホーム・ファニッシングなどの幅広いアイテムも展開しています。ブランド創設者であるTOMMY HILFIGERは現在ではプリンシパルデザイナーとして、デザイン全般にリーダーシップを発揮し、ディレクションを行っています。
TOMMY HILFIGERは2010年にPVH社によって取得され、全世界に17,000人を超える従業員を有するグローバルなアパレル・リテールカンパニーとなっています。世界中の消費者から支持されているTOMMY HILFIGERは、日本、北米、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、アジアパシフィック地域の全体にわたる90カ国以上で1,400軒以上の店舗を展開しています。2013年TOMMY HILFIGERブランドの全世界のリテール売上高は64億ドルとなりました。
PVH社についての詳しい情報はこちら WWW.PVH.COM
TOMMY HILFIGER
GROWTH OF A GLOBAL BRAND
ニューヨーク州 エルマイラで9人兄弟の2番目の子供として生まれたTOMMY HILFIGERは、1969年高校生のときに「ピープルズ プレイス」という名の小さなチェーンストアをわずか150ドルの資金でオープンしたことをきっかけにファッション業界でのキャリアを歩み始めました。彼が目指していたのは、地元のアップステート・ニューヨーク(NY州北部)にニューヨークやロンドンのファッションを持ってくることでした。独学でデザインを始めてまもなく、自身が常にあこがれていたブティックのためのデザインを手がけるようになりました。1979年にはプロデザイナーを目指し、ニューヨーク市に住まいを移します。
そこで彼はMohan Murjaniというビジネスマンの目に止まりました。当時Murjaniはメンズウェアのラインを新たに始めようと計画していたのですが、TOMMY HILFIGERの起業経験に着目し、新たなメンズファッションを提案してくれる独自の能力がある、と確信して抜擢したのです。Murjaniのサポートを得て、ヒルフィガーが自らの名を冠したコレクションを発表したのは1985年のこと。そのコレクションはボタンダウンシャツやチノパンツなどの永遠の定番アイテムをモダンなシルエットやディテールにアップデートしたものでした。ファーストコレクションのデザインに見られたリラックス感や若々しさは、その後のあらゆるコレクションにおいても彼の代表的な作風であり続けています。
30年間にわたり、TOMMY HILFIGERはクラシック クール アメリカンなアパレルを世界中の消費者に提供し続けてきました。彼のデザインは永遠の定番に新たな魅力を与え、彼の優れた目利き、感性はグローバルブランドとしての成長の基盤となっています。
ヒルフィガーがプリンシパルデザイナーとして示すアドバイスやビジョン、リーダーシップによって、TOMMY HILFIGER グループはアメリカにインスパイアされたアパレルや雑貨を幅広く提供するデザイナーブランドとして、世界屈指の存在となっています。
POP-CULTURE TRENDSETTER
デザイナーとしてのクリエイティブな活動や、印象的なマーケティングキャンペーンシリーズの制作を通じ、ヒルフィガーは様々なカルチャーシーンにおけるインフルエンサーやトレンドセッターに影響を与え、長年にわたって交流を続けてきました。1985年には伝説の広告マンGeorge Loisを起用し、ニューヨークのタイムズスクエアの中心に掲げるビルボードの制作を依頼しました。あの有名な「ハングマン」の広告は、ヒルフィガーのデザイナーとしてのキャリアに火をつけ、その後も数々の作品を生み出すこととなったダイナミックな二人の関係性の始まりとなりました。2007年にはヒルフィガーとLoisのコラボレーションにより「アイコニック アメリカ」という書籍を出版。その本には、アメリカらしさの「るつぼ」の中から400点以上ものアイコンや型破りなイメージがセレクトされ、モザイクのようにプレゼンテーションされており、まるでアメリカンポップカルチャーのパノラマをジェットコースターで駆け抜けるかのようなワクワク感を読者に与えてくれます。1990年代、ヒルフィガーはBritney SpearsやLenny Kravitzなど、新進気鋭のミュージシャンを起用した広告キャンペーンを展開、こうした広告手法の業界におけるパイオニアとなったのです。
HONORS AND AWARDS
ビジネス、リテール、ファッションにおけるヒルフィガーの多岐にわたる業績に対し、様々な栄典が授与されています。1998年にはニューヨーク市のパーソンズ・スクール・オブ・デザインから「デザイナー・オブ・ザ・イヤー」賞が授与され、男性誌GQから「メン・オブ・ザ・イヤー」にも選出されました。1995年にはアメリカファッション協議会の「メンズデザイナー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれ、同年ニューヨーク市をベースとするケーブルテレビ局VH1の年間ファッション&ミュージックアワードにて「フロム・ザ・キャットウォーク・トゥー・ザ・サイドウォーク」賞を授与されました。また、フレグランス業界でもっとも権威のある「フィフィ・アワード」を何度も獲得し、2002年11月にはGQ誌の「インターナショナル・デザイナー・オブ ザ・イヤー」にドイツで選ばれ、その同じ月、アメリカの若者に対する慈善活動が評価され、D.A.R.E(薬物乱用を予防するための教育プログラム)より最高の栄誉である「フューチャー・オブ・ザ・アメリカ」賞を授与されました。
TOMMY HILFIGER - CASUAL AMERICAN STYLE
1985年にメンズカジュアルウェアのコレクションでブランドを立ち上げて以来、TOMMY HILFIGERはプレミアムなライフスタイルをトータルで提案するために、商品展開を拡大し続けています。
TOMMY HILFIGERのフラッグロゴは、ハイクオリティーでクラシック、クールなツイストを加えた、アメリカンスタイルの真髄を体現するブランドのシンボルとして、世界中の人々に認知されています。主要なターゲット層は25~45歳、クラッシックなアメリカンスタイルにモダンなテイストを加えたファッションを求めるお客様にアピールするブランドとなっています。
TOMMY JEANS - FASHION FORWARD
TOMMY JEANSは、デニムがマストアイテムのより若い年齢層18歳~35歳をターゲットにしています。TOMMY JEANSは男性・女性向けのプレミアムなデニム関連のアイテムにフォーカスした、カジュアルウェアで構成されています。デニムのコレクションはメインブランドのTOMMY HILFIGERと比べると、よりファッション性を意識したデザインとなっており、アメリカンクラシックにインスパイアされたデザインに、モダンなエッジとフレッシュなスピリットを吹き込んでいます。TOMMY JEANSの商品は日本、ヨーロッパ、アメリカ、カナダ、メキシコ、中南米、アジアパシフィック、オーストラリアの直営店、デパート、専門店で販売されています。
TOMMY HILFIGER TAILORED - SHARP AND SOPHISTICATED
TOMMY HILFIGERはテーラードでもアメリカン メンズウェアの伝統的スタイルを継承しながら、シャープで洗練されたイメージに仕上げています。
構築的なスーツから週末のカジュアルスタイル向けのアイテムまで、どれもクラシックをベースに緻密なフィット、プレミアムな素材、モダンなシルエット、リッチなカラーを用い、リュクスなディテールで得意のツイストをきかせてモダンにアップデートしています。
HILFIGER COLLECTION - FROM RUNWAY TO REALITY
TOMMY HILFIGERのコレクションは、男性・女性向けのカジュアルウェアとファッション雑貨で構成されおり、そのすべてに「クラッシック アメリカン クール」というブランドミッションが反映されています。
製品ラインナップとしては、メンズ、ウィメンズ、チルドレンのアパレル、フットウェア、スイムウェア、アクセサリー、フレグランス、ホームプロダクト、寝具、ラゲージを展開。これらの製品は、全世界の直営店、デパートや専門店にて販売されています。
LOGO CONCEPT
海を愛するTOMMY HILFIGERは、デザインを始めた当初より「海」からインスピレーションを強く受けていました。ロゴも海由来で、航海用のフラッグ(国際信号旗)からヒントを得たものです。航海用のフラッグは、1種類に1つのアルファベットが対応しています。
TOMMY HILFIGERの本名は、トーマス・ジェイコブ・ヒルフィガー。そこで、「T」「J」「H」のフラッグを掛け合わせてデザインされました。
また、レッド・ホワイト・ブルーの3色は、アメリカ国旗のカラーでもあります。
このロゴには、トミー・ヒルフィガーのアメリカを愛する気持ちも込められていると言えるでしょう。